YOGA LIFE sumsuun

アシュタンガヨガで明日を生きやすくする

ヨガと食の関係〜サットヴァ・ラジャス・タマス〜

約2分

身体にやさしい食事
インドの哲学では、すべてのものは”三つの構成要素(グナ)“とよばれる三つの性質の組み合わせでできているといわれています。

サットヴァ(純質)
平静を導くもの。マイルドな味付けで消化が良く体と脳に栄養を与えるもの。(豆類、穀類、野菜、果物など)
ラジャス(激質)
エネルギッシュになるもの。食欲を促進させ感覚を敏感にするもの。(にんにくや玉ねぎ、甘いもの、辛いものなど刺激の強い味)
タマス(暗質)
妄想、無関心を導くもの。不衛生なもの、ジャンクフード、アルコールなど中毒症状がでるもの。

基本的には食べ物はからだの為に取り入れるわけですから、からだが欲するものを食べるのが一番です。そして、生き生きと輝いている人は、やはり身体が喜ぶものを口にしていると思います。
ところが、心が鈍感だとからだが何を欲しているのか感じ取れず、適当に手っ取り早い方法や嗜好の強いものなどを選びがちです。からだが疲れている時こそ、消化の良い優しい食べ物を口にすべきなのに、ビールにスナック菓子、辛いものなどの刺激の強いものなどを食べてしまう・・・こんなことありますよね??
ヨガをしていると、心身が敏感になり、不思議と自分が必要とするもの、適しているものを判断する力が備わります。
単純にせっかく清浄な空気をたくさん吸い込んできれいになったんだから、食べ物だって良いものを身体に入れたい、という理由もあるでしょう。
ヨガをする人が純質なものを好んでいく傾向にあるのは、自然なことなのかもしれません。

この記事を書いた人

YOGA LIFE sumsuun代表 アシュタンガヨガ指導者Mariko
アシュタンガヨガ正式指導者(SYC Authorized_Lv.2)2012年指導者としての活動を開始。出産・育児による活動休止を経て、2020年より南インドマイソール総本山 Sharath Jois師の下で修行。現在も指導者、実践者として学びを深める。 詳細プロフィール→

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