YOGA LIFE sumsuun

アシュタンガヨガで明日を生きやすくする

KENSUKEが指導者デビューいたしました。

約5分

SYCにてウーシャ先生と記念写真

こんにちは、けんすけです。

この度、4月より初心者向けの入門クラス、5月よりオンラインマイソールクラスの2部(am10:00〜12:00)を担当させていただくことになりました。

指導の中で生徒さんからたくさんのことを学ばせていただくことになると思います。未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします。

せっかくの機会ですので、ヨガを通じて皆さんに何をお伝えしたいのか、そんな話をさせていただこうと思います。

それにしても、20代30代はビジネスに明け暮れていたぼくが、なぜヨガを始めることになったのか、、

話は幼少期まで遡ります。

ぼくは、幼い頃から「小児アトピー」「天然パーマ(強いくせ毛)」のせいで、周りからバカにされることが多く、強いコンプレックスを抱えていました。

学生時代は何をやっても中途半端で、次第にコンプレックスは「成功したい」「見返したい」「認められたい」という願望に変わっていきました。

社会に出ても思い描いたような日々は送ることはできませんでしたが、成就しない願望や解消されないコンプレックスがこじれていく中で、出会いなど様々なタイミングが重なり、仲間と裏社会に足を踏み入れることに、、

そして、一国一城の主となり、本当の弱い自分を覆い隠しながら、20代半ばから10年ほど、表社会と裏社会を行き来するような人生を送っていました。

妻(MARIKOさん)と出会ったのもその頃です。

Kensuke
当時、経営していたweb制作会社(表社会の方)に知人の紹介で入社してきたのが妻でした。

当時、生き方の迷子になっていた彼女も巻き込み、霧がかかったような非現実的な日々を一緒に送る中で、自分と彼女を傷つけながら生きていて、気がついたときには二人ともボロボロで、妻はぼくの元を離れていきました…(当然ですね)

それから半年が過ぎた頃、一人泥沼にハマっていたぼくに手を差し伸べてくれたのは、実家に戻り、正気を取り戻した妻でした。

あろうことか、ぼくは差し伸べてくれた妻の手を掴んで、再び彼女を泥沼に引きずりこもうとしたのです。しかし、妻は抵抗することもなく、自ら泥沼に足を踏み入れ、自分も泥まみれになりながら、そこからぼくを強い力で引っ張り出してくれたのです。

そして、結婚。

この時の妻の覚悟と強い信念がなかったら、今でもぼくは泥沼を抜け出していなかったかもしれません。感謝しかありません。

その後、4年ほどの充電期間を経て、活力が戻ってきた頃に、妻のインドヨガ修行に娘と同行したことがきっかけとなり、自分もヨーガの世界に足を踏み入れました。

それから、妻を始め、先輩方、sumsuunの生徒さん、たくさんの方たちに支えてもらいながら、ヨーギーとしての道を少しずつ歩んできました。

そして一昨年あたりから、自分自身に大きな変化が現れ始め、まるで絡まった糸がスルスルと解けていくように、これまで見えなかった真実が見えるようになり、40代半ばにしてようやく自分がどう生きていくべきかがはっきりと分かりました。

Kensuke
もう迷わずに生きていける自信がつきました。あの時、ぼくを泥沼から引っ張り出してくれた妻は、今のぼくと同じ境地にいたのかもしれません。やっとここまで来れました(苦笑

こうして、身をもってヨーガの素晴らしさを知ったことを機に、徐々に自分も伝えていきたいと思うようになりました。

そこからはまるで最初からこうなることが決まっていたかのように、出会うべき人に出会い、必要な経験をする機会が訪れるといったように、今こうして指導を始めるところまで、自然と運ばれてきたように感じています。

しかし、指導者やインストラクターになるというような感覚は一切なくて、自分や他人にやさしくすることや世界との関わり方を教えてくれた、ヨーガの素晴らしい学びを、過去の自分のような必要とする人に届けたい。ただそれだけです。

もちろん、アシュタンガヨガのポーズに憧れている方、運動不足を解消したい方など、興味のある方はどなたでも歓迎です。

しばらくは、入門クラスもマイソールもぼくが担当するクラスは少人数だと思いますので、参加してくださる生徒さんとは、より深く関われると思います。初心者の方などはぜひこの機会にご参加いただけたら嬉しいです。

皆さんと一緒に学びの時間を共有させていただけるのを楽しみにしています。

ナマステ!

この記事を書いた人

YOGA LIFE sumsuunディレクター *アシュタンガヨガ指導者KENSUKE
アシュタンガ暦2年。sumsuunのYouTubeチャンネル運営に関わることで、アシュタンガを徐々に知りはじめる。2020年のインド修行に同行したことをきっかけに、帰国後にアシュタンガをはじめる。日々練習に励む。 詳細プロフィール→
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