私たちがオンラインマイソールを始めたのは、2年半前(2022年4月)でした。
近くに通えるシャラはないけど、シャラに通う練習生に負けない “情熱” を持つ方々の声によって誕生しました。

当時はコロナ禍でオンラインクラスが増えはじめた頃でしたが、早朝から始まるオンラインに特化したマイソールクラスは他になく、その時間帯から練習を始めなければ「仕事に間に合わない」「家族が起きてきてしまう」というような方々を中心に、5〜6名の生徒さんが集まったところから始まりました。
本来ヨガは師匠と弟子が一緒に過ごす中で、時間をかけて丁寧に伝えていくものとされていて、私たちはオンラインでどこまで本質をしっかりと伝えられるだろうか?という不安を抱えながらのスタートでもありました。
それから2年半.. 不安は自信に変わりました。私たちはオンラインでも生徒さんにヨガの本質をしっかりと伝えていける。今はそう確信しています。なぜそう思えるようになったかと言えば、これまでにクラスの中で成長していく生徒さんたちの姿を見てきたからに他なりません。
アジャスト(体に触れてポーズを調整すること)ができないことや、生徒さんの呼吸音が聞こえないなど、オンラインではできないこともありますが、生徒さんの心身の成長のために自分たちにできることは何なのか、それらをずっと真剣に考えてきました。
私たちはまだまだ未熟ですが、アシュタンガヨガの実践経験(自身の練習と指導の両方)を通して、ヨガの学び方や取り組み方は理解しているつもりです。それを一つずつ丁寧に手渡していくことができれば、例えオンラインでもやることは変わらないはず。それが現時点での私たちの結論です。
そのために大切にしていることがあります。

まず第一に、対面クラスとの併用はしません。ずっと画面だけに集中して皆さんの練習を毎日しっかりと見ています。(ちなみに、画面の中に全ての生徒さんが映るので、常に全員が視界に入り、実は対面よりも見たい場面の見落としが少なかったりというメリットもあります。)
次に、生徒さんそれぞれの個性に合わせて積極的に指導法(伝え方や練習の進め方)を変えています。植物には種を蒔く時期や水やりの仕方など、その植物に適した育て方があるように、ヨガの実践で得られる気づきやそのきっかけは人それぞれ違います。よく観察して個性に合わせることを心がけています。
最後に、マットの上だけでなく、生徒さんの日常生活に対しても真剣に向き合っています。アーサナ実践と日常がリンクしていなければ、ヨガの本質は捉えにくいので、日頃からメッセージやビデオ通話などを活用して、できる限りサポートしています。
そして、今後は全国各地でのWS開催など、実際に生徒さんとお会いする機会を作ったりしながら、じっくり時間をかけて信頼関係を深めていくことが目標であり、私たちが理想とする生徒さんとの関わり方のような気がしています。
このやり方は、誰にでもできることではないですし、誰にでも受け入れられるものではないかもしれませんが、私たちには適していて、受け入れてくださる生徒さんがいる限り、皆さんのお役に立てるように、このスタイルをベースにこれからも試行錯誤しながら続けていきたいと思います。
sumsuunはオンラインの可能性を信じています。







