今更ですが、環境ホルモンって知ってますか?

環境ホルモンとは「内分泌撹乱物質」「ホルモン作用撹乱物質」といって、私たちの身近な環境に蔓延する有害な化学物質のことですが、これがホルモンに似た作用をもたらすので略して「環境ホルモン」と呼ばれています。

天然ホルモンの種類

そもそもホルモンって何でしょうか?
焼肉に出てくるアレじゃないですよ!
ここで言う「ホルモン」は、生物の生命そのものや活動性の維持、成長と成熟および生殖機能を担う「情報伝達物質」です。
例えば、
成長ホルモン(成長促進など)
副腎皮質ホルモン(糖・脂質・蛋白代謝、抗炎症・抗アレルギー作用)
エストロゲン(女性ホルモン / 月経発来、動脈硬化抑制、骨吸収抑制、女性的性格形成)
テストステロン(男性ホルモン /生殖器官の成長、男性化、男性的性格形成)
甲状腺ホルモン(全身の細胞に働いてエネルギー代謝や成長発育を促進)
アドレナリン、ノルアドレナリン(血圧上昇作用、心臓賦活作用、糖・脂質代謝)
などがあります。

これらのホルモンが正常に作用しなければ、成長や生殖機能や生命の維持さえままならなくなります。
ホルモンは生き物にとって非常に重要な役割を担っているのです。
特に子宮内にいる胎児は、これらのホルモンから通常の何十倍もの影響を受けるといいます。胎児が子宮内で育ち5体満足で体外へ出るまでおよそ十月十日。それに間に合うように凄まじいスピードで成長していくのは、そのホルモンのおかげなのです。
さらに、人の赤ちゃんは、妊娠7ヶ月ごろにやっと性別が決まりますが、それは女性ホルモンと男性ホルモンの分泌が始まり、それぞれの分泌量によって、それに見合う生殖器が形成され性別が決まります。

ホルモン作用撹乱物質(環境ホルモン)とは

さて、ホルモンの作用を撹乱する物質ということですが、一体どういうことなのでしょうか?
実は、「ホルモン様(擬似)物質」ともいって、生殖のための性ホルモンや代謝をコントロールしている甲状腺ホルモンなどの受容体が、本来合体すべきホルモンと似たこの擬似物質と結びつき、その量を異常に増やしたり減らしたりして正常な働きを阻害してしまうという、何とも厄介なやつなのです・・・

このような危険な環境ホルモンとして認定されている化学物質には以下のようなものがあります。
・PCB(ポリ塩化ビフェニール)・・・主に可塑剤、塗料、溶剤などに含まれる物質の一つで、現在は製造・輸入ともに禁止されていますが、禁止前に作られた産業廃棄物などの問題は未だ残っています。(※1)
禁止となる大きなきっかけとなったのは、社会の教科書にも載っている昭和43年に起こったカネミ油症事件ですが、このときは食用油の製造過程でポリ塩化ビフェニールなどが混入し、その食用油を摂取した人やその胎児に障害などが西日本一帯で発生しました。その中でも衝撃的なのが、妊婦から真っ黒な胎児が生まれ、2週間後に死亡したという被害もあったそうです。
・殺虫剤DDT・・・これは戦後に農薬での使用が一気に増加した化学物質で、野生生物の大量死などが問題となり、世界各国で全面的に使用が禁止となりました。(※2)
・アルドリン、ディルドリン・・・有機塩素系の殺虫剤。POPs条約により製造、使用は原則禁止(※3)
・ダイオキシン・・・ゴミ処理場、廃棄物等から複数の化学物質が合わさって発生します。煙となって大気中を漂い遠くまで広がります。遠洋・輸入のマグロなどから相当濃度のダイオキシン類が検出。(※4)
・ビスフェノールA・・・缶詰やプラスチック容器などに使用され、食品に溶け出して体内に取り込まれる。(※5)
・揮発性有機化合物・・・常温常圧で大気中に容易に揮発する有機化学物質の総称(トルエンベンゼンフロン類ジクロロメタンなど)溶剤、燃料に使われる。
その他

※上記は製造中止・使用禁止となっているものが含まれていますが、この環境ホルモンは長期にわたって影響を受ける可能性があるため、参考までに挙げています。

そして、これらの環境ホルモンに暴露する(晒される)と、以下のようなことを引き起こす可能性が高くなるといわれています。

不妊症、生殖器異常、乳がん、前立腺癌、多動症、注意散漫といった子どもに見られる神経障害、野生生物の発達および生殖異常、生殖機能の低下、卵巣や精巣の萎縮、精子数の減少、免疫系や発育の抑制、子宮や輸卵管の奇形

特に、胎内で、あるいは母乳を介して母親から子供へ譲渡される有害物質はほんのわずかな量でもかなりの悪影響(具体的には、性発達障害、行動および生殖異常)をきたすという研究結果が出ています。
子宮内でのどの成長のタイミングで、どんな環境ホルモンに暴露したかで、結果は変わりますが、例えば、神経器官が作られるタイミングであれば、発達障害の可能性、生殖器形成のタイミングであれば、性同一性障害や不妊症、がん等の可能性が出てくるというわけです。

環境ホルモンへの対処法

環境ホルモンは、主に口・皮膚・呼吸などによって体内に取り込まれ、脂肪細胞に残留します。
それを踏まえて、日常生活を送る中で気をつけたいことを以下に挙げたいと思います。

春の山菜で化学物質をデトックス

・食品添加物を避ける
・無農薬野菜を選ぶ(またはよく洗い流して食べる)
・プラスチック製の食器やラップはなるべく避ける(使用するときは加熱しない)
・加工食品を避け、新鮮な食材を調理して食べる
・肉は脂肪(化学物質残留)部分を取り除く
・輸入缶詰やペットボトル飲料は避ける(内側に防腐剤などのコーティングがされている)
・妊娠中の女性や子どもは特にマグロやメカジキなど大きな魚を食べない(汚染された環境における食物連鎖では、大きい生物ほど毒性が濃縮されて危険)
・「パラベン」「オキシベンゾン」「トリクロサン」「香料」を含む化粧品や洗剤、柔軟剤、シャンプー、入浴剤、石鹸等、芳香剤、消臭剤、制汗剤の使用を避ける
・妊産婦や子どもの近くでの、ガーデニング農薬や殺虫剤、ペット用殺虫剤の使用を避ける
・新築・改築の家、新しい家具、カーペット、塗料などからの臭気を避ける
・「抗菌」製品、「ポリ塩化ビニール」製品、「防水スプレー」などは使わない


厳密に言えば、もっと気をつけなければいけないことはあるのでしょうが、とりあえずこれだけでも環境ホルモンからの影響を減らすことは十分できるはずです。
今や、この地球上に存在するかぎり、環境ホルモンに全く影響を受けない生物などいないといわれています。
それでもなお、子供達の未来に、ガスマスク着用が義務付けられるようなことは絶対に避けなければなりません。

この危機的状況を回避する方法

・自分はもちろん、子供達もが晒されている化学物質の正体を知ること
・そうした有害物質に現代科学はどう取り組んでいるのか?を知ること
ホルモン撹乱物質を作らないこと
すでに蔓延しているホルモン様汚染物質にできるだけ暴露しない様にすること

そのために不可欠なこと

1. 科学的研究
2. 企業による化学物質、製造過程、製品の見直しと政府による新たな環境政策
3. 各個人による家族ぐるみの自衛策
特に成長過程にある子供や妊婦をできるだけ化学物質にさらさない様に強く意識すべきだと思います。

というわけで、今回は、環境ホルモンについて、私が今学んでいることをシェアしました。
参考にした本は以下の通りです。興味のある方は是非是非、一緒に学んでいきましょう!

注釈

※1 環境省公式「PCBとは?なぜ処分が必要か?」http://pcb-soukishori.env.go.jp/about/pcb.html

※2 第二次世界大戦時、死体に集まるハエの駆除として使われたのが最初、戦後のシラミ対策にも使用。発展途上国ではマラリア対策で使用。

※3 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000578448.pdf

※4 廃棄物の焼却処理過程においての発生が一番多く、その他、金属精錬施設、自動車排ガス、たばこの煙などから発生するほか、山火事や火山活動などの自然現象などによっても発生する

※5 厚生労働省 ビスフェノールAについてのQ&A
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html

香害を無くしたい!健康被害・精神疾患・環境、空気、土壌の汚染問題について考える

みなさんは香りの害と書いて香害(こうがい)という言葉を聞いたことがありますか?近年、欧米からの影響でとても香りのきつい商品が大量消費されています。そう、それは「柔軟剤」をはじめとする洗濯関連の商品です。実は、その使用されている香料に含まれる化学物質が、見えないところで多くの被害をもたらしているのですが、知らない方がまだまだ多い現状があります。私たちが開催しているヨガの対面クラスでも、香りの強いシャンプーや衣類を使用されている方がいらっしゃって、めまいを起こしそうになることもあるのです。今回は、その「香り」について少し触れてみたいと思います。

香り付き製品の罠

冒頭で述べたように、柔軟剤に代表される「香り付き製品」に悩んでいる方、気になる方、最近は増えてきているのではないでしょうか。

我が家は、山暮らしをしているということもあって、洗剤なしで洗濯や食器洗い、掃除をし、シャンプーは湯シャン、落ちない汚れには、セスキ炭酸ソーダや重曹、クエン酸などを使用するくらいで、そのほか一切の洗剤系商品を使っていません。消臭剤や消毒などももちろん不使用です。

それもあって、私たちの嗅覚は「人工香料」で麻痺した人とは異なり自然のあるがままなので、麻痺した人からすると、とても敏感な人のように見えているかもしれません。

しかしながら、嗅覚は人の五感の中で最も原始的な感覚です。

ほとんどの動物が、餌を見つけたり外敵の危険を知るのに、この嗅覚を頼りにしています。私たちも然り、ニオイによって食物の美味しさや安全性を感じます。また、安心できる匂い(赤ちゃんにとっての母乳の匂い、など)に幸福感を感じたり、精神状態にも強く影響を与えています。

ですが、強い人工香料による芳香を嗅ぎ続けることにより嗅覚は鈍感になります(嗅覚疲労)。

広告を鵜呑みにして悪い商品を良いものだと思い込み、さらに嗅覚疲労によって柔軟剤等の害に気づくことができずに、衣類に付着したり空気中を漂っている化学物質を日常的に吸い続けて、自分や周囲の健康を阻害しているのです。

香害問題に関する取り組み

さて、近年、国内外で香害をなくすための様々な活動が、少しずつですが行われています。

大河原雅子衆議院議員(立憲民主党)が、2月26日の国会予算委員会第四分科会で「香害」について、教育現場から変えていこうと、文科省へ質問と香り付き製品の使用自粛を要求してくださっています。

また、NHKやその他民法のニュース番組等でも取り上げられることが出てきました。

街中の人混みや満員電車が辛くて通学や通勤ができなくなってしまった方、それでもなんとか頑張ってらっしゃる方、訴えることができないペットや小さな子供達、そして、もちろん、こんなに害があるものと知らずに使い、それによって気づかないうちに健康被害を被っている人・・・。このままでは、あまりに不憫です。

私も人ごとではいられなくなり、声を上げていこう!と思うようになりました。

香害その他の環境問題に関する情報サイトリンク集

香害について詳しく知りたい方は、以下のページ等を参考にされてください。


パンフレット「STOP!香害ー香りに苦しんでいる人がいます」のご案内(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)

原因が香害だけでなくシックハウスや食品添加物等、様々な原因が元となる「化学物質過敏症」については、以下をご覧ください。

化学物質過敏症支援センター
洗剤のいらないお洗濯「洗濯マグちゃん」

山の中での暮らし〜那珂川市の中山間エリア「南畑」

2019年10月末に、福岡県那珂川市の里山エリア「南畑(みなみはた)」に引っ越してきて、もうすぐ一年になります。秋、冬、春、夏と、全ての季節をひと通り体験してみて、この暮らしのこともなんとなくわかってきました。

「秋」引っ越し当初

引っ越し当初は、鬱蒼とした周辺の竹の伐採や草刈りに追われる毎日。

以前、ここに住んでいた方が残した粗大ゴミたちが溢れていて落ち着かない中、冬が来る前に薪ストーブを設置しないと山の寒さに耐えられないかもしれない!と、夫が慌てて設置してくれました。

「冬」家族でインドへ長期滞在

と、そうこうするうちに2019年も終わりが近づき・・・年末から1ヶ月間、暖かいインドで過ごしたので、この山小屋での1月は未体験。。

さて、帰国後の2月以降は、何と言っても「コロナ」ですね。コロナ感染を抑制するため自粛が呼びかけられて、ほとんど毎日を家で過ごしましたが、それでなくても、毎日自宅での作業に追われていたので、コロナの騒ぎがなくてもきっと変わらない暮らしをしていただろうなと思います。

毎日、何十本という竹をのこぎりで切って、整備しました。いちいち数えてませんが、150本は余裕で切っています。多分。

鬱蒼として日当たり悪く、とても暗かった敷地に太陽の暖かい光が差し込むようになり、気分も最高!やっぱり生き物は太陽光がないと元気が出ませんね。夫に伐採した竹で、ブランコ、ジャングルジム、竹垣、ししおどし、、色々なものを作ってもらいました。


「春」筍や山菜、自然の恵みいっぱい

春になると、たくさんの植物が芽吹き、虫や動物たちが出てくるのを毎日観察しました。
昨日と今日の、小さくても確実に変化している様子を目の当たりにして、全てのものをは常に移り変わっている「諸行無常」を実感したのでした^^

つくし、ふきのとう、人参、レタスなど

敷地内にボコボコ生えてくるたけのことゼンマイ

たくさんの自然の恵みをいただいて、明るく健康な暮らしに毎日幸せを感じるもつかの間、次にやってきたのは稀に見る長雨、大雨の梅雨。鬱々とした毎日が嫌という程続きましたね。

でも子供達は雨にも負けず、泥んこ遊び・・・楽しそう^^;

「夏」カビ大発生&エアコンなしでサウナ並みの暑さを経験

8月に入ってやっと梅雨明け。部屋の埃が溜まっているところを中心にカビがたくさん生えていました。マスクにほっかむりして家中の大掃除をして、梅雨の間に仕込んでいた梅を三日三晩干しました。いい塩梅の美味しい梅干しが完成!嬉しい^^

我が家はエアコンなし。扇風機二台と二階にあるシーリングファンのみで過ごしました。お盆の頃は、とにかく暑くて、断熱材を入れていない屋根から直接太陽熱が二階にこもって40度以上はあったのではないでしょうか。

1日何回もシャワーを浴びて、かき氷やそうめんを毎日のように食べて、アイスコーヒーや炭酸水をたくさん飲んで過ごしました。(体に悪いかもなんて考えがよぎらないほど暑かった!)

春から育てた野菜たちも、たくさんいただきました。きゅうり、ゴーヤ、ミニトマト、ピーマン、ししとう、大葉、バジル、コリアンダーなど。

多い分は、ご近所さんに分けたり、逆にお裾分けをいただくこともよくあります。そうやって気兼ねなく持ちつ持たれつできることは、本当に幸せなことだなあと思います。都会じゃこうはいかないですもんね。

そして移住後、二度目の「秋」

9月に入ってから、涼しい日が続いています。南畑の至る所で稲刈りが行われ、一気に秋の空気。お友達のお家の大きな栗の木もたくさん実をつけて、お裾分けをいただきましたので、早速渋皮煮を作りました。季節のご馳走いただきます!

こうして、一年を通して自然の中で様々な活動をしてきました。基本、毎日早寝早起き。太陽光を浴びて汗をかいてたくさんご飯を食べて、疲れて寝る。子供のようにあれこれ楽しいことを考えて、作る。野菜を作って収穫して食べる。こんなシンプルな毎日です。ぼーっと退屈に過ごす時間もないくらいやることたくさんあるけど、私たちには、こういう暮らしが肌に合っているなあ、と実感しました。

そのことに早くに気づき、体力のある若いうちに移住を決断して、本当によかったと思います。

那珂川市の中山間エリア「南畑」へ移住します。

9月ごろから少しずつ周囲の竹林や荒れた庭の整備を始め、水道の配管など家のライフラインも整いました。
できるだけ費用をかけずに、引っ越しもお友達や家族に協力をお願いして、自分たちで荷物を運ぼうという計画です。
これまで、たくさんの時間と労力をかけ、たくさんの人たちに協力していただいて、本当にやっと!!念願の移住ができることになりました。
↓↓↓ 苦労の様子が気になる方はこちらの記事をご覧ください。

課題は山積み!?タダ家の現状とこれからやることリスト。


力を貸してくださったみなさま、本当にありがとうございます。

人間として、生物として、それらしい生き方。

私たちが、わざわざ不便なところに移り住むのは、「暮らし」そのものを大切にしたかったから。
便利でスピーディな都会の暮らしはとても楽でしたけど、生活がルーティン化して、何か色々なものを見落としたりおろそかにしているような気がしていました。そしてなんだかずっと不安がつきまとう日々でした。
こういう不便極まりない暮らしの中であれば、もっと大切なものを大切に、丁寧に暮らしていけるような気がしています。
そしてなんだかとても安心できる感覚・・・。
とてもワクワクしています。

「ヨガは人生そのもの」

さて、これまで一緒に学んできた方ならもう覚えていらっしゃると思いますが、「ヨガ」の実践は、「何があっても冷静でいられる心に鍛える練習」でしたよね?
自然の中にいると、これまでの日常生活にはなかったようなハプニングが結構起きます。
いろんな、見たことのないような虫や蛇やトカゲがとにかく多いし、イノシシやタヌキもよく出るし(人間より動物の方が圧倒的に多い)、雨もよく降ってくるし、寒い。
上下水道もきてなくて、ガスもない家。
そんな場所で毎日生活するとなると、それだけでヨガの実践できちゃいますよね。笑
これからは、より「自分たちでなんとかする、なんでもできる」という思考で生活することになります。楽しみです。

今後は、ヨガのアサナや知識だけでなく、こういう風変わりな(笑)人生そのものも、みなさんと共有できたらいいなと思っています。
↓↓↓ 我が家の暮らしは夫が運営するYouYubeチャンネルでご覧いただけます。↓↓↓
南畑ヒュッテ nanpata hutte

是非、お楽しみください^^

那珂川市の里山エリア「南畑」への移住計画がついに実現!!

我が家が福岡市中央区から、那珂川市(当時は那珂川町)に越してきたのが4年前。

キャンプや登山など自然の中で過ごすことが大好きな我が家は、那珂川市に引っ越してきてから割とすぐ、自然を求めて那珂川市内の里山エリア「南畑」(那珂川から佐賀方面に抜ける中山間地域)によく遊びに出かけていました。

懐かしい田園風景、美しい棚田、水遊びができる川や水辺公園、子供達も生き生きとした顔で遊びまわります。

そうするうちに、この辺りに移住したいなあ、、と思うようになり、それからなんとなく物件探しをしながら過ごしていました。

そしてようやく今年の秋には、移住を実現させることができます。

新居は「山の中」!本当にこんなところに住めるの?!

移住先は、かなり山手に上がっていった最後の集落。しかも山の中。周辺に家も街灯も無く、都会暮らしの人から見れば、まさにポツンと一軒家。かも。でも、キャンプや登山が趣味であることや、数年かけてその辺りを行ったり来たりしている私たちにとっては、「え?全然大したことないでしょ」という感じです。

竹やぶに囲まれたログハウス。数年空き家だったので、虫の死骸がたくさん。壁にはヤモリの卵、浴室には蛇の抜け殻も。虫のフンやら溜まりに溜まったホコリやら、掃除が大変だけど、磨いてどんどん綺麗になっていくのが楽しい。

嫌悪感が薄れていく。ヨガと瞑想で心に変化が・・・

こういう山の中の暮らし、キャンプや登山でさえも嫌がる人は周囲にたくさんいますが、私もずっと前はそういうタイプでしたから、気持ちはとてもよくわかります。

虫やら汚物やら、ヨガや瞑想を実践する前は、目を背ける程嫌でした。嫌悪感ってとてもストレスを感じますよね。

でもどんな感覚、どんな状況でも冷静さを保つ練習を日々していると、こういう嫌悪感が薄れていくのを感じます。嫌悪感が減ればストレスも減ります。

「不便さ」が教えてくれる本当に必要なもの

都会暮らしをしていた頃、里山にある家を見ては、「この辺の人の生活ってどんなだろうね。スーパーもコンビニもないし、不便だろうね、、」と言っていました。当時住んでいたのは、福岡市の中心部。歩いて天神まで散歩に行ったり、外食多めの都会の生活。そんな生活に慣れていたら、当然田舎の生活は大変そうに見えますよね。

でも今はその「不便さ」でさえも嬉しいというか、むしろ縛られるものが減って心は解放され、自然の中で毎日癒されながら健康的に自由に暮らせるなんて、幸せすぎる、と思っています。

手軽に買えるコンビニが近くにないので、食事は自然に添加物たっぷりの加工品を避けることができるし、節約にもなりますね。子供がおやつを求めてきても、市販の体に悪そうなお菓子ではなく、家にあるものを使った手作りおやつ(ふかした芋やおにぎりなんかでも十分だし)を食べさせる習慣ができます。心にも体にも優しく、健康になれますよ。

「将来不安だらけ」から、「どんと来い!」な生活へ

また、以前は子供のことも含めて将来に漠然とした不安がありました。学校とか都会の生活の影響で、子供が本来あるべき自然な姿を失ってしまったら・・・とか。仕事がなくなって家賃も払えなくなってしまったら、、、とか。

でも今はそんな不安も何処へやら。自給自足を目指して、何でもできる。自然の中で生活しながら子供の生きる力を養うこともできる。最高です。

今度の家は、庭も広くて、今からどんなハーブや花や木を植えようか、とか、ヤギでも飼おうかな、とか、ウキウキしながら考えています。笑

そんなこんなで、私たち家族の夢でもあった、「ほぼ自給自足」の生活。ついに実現しそうです。

2019年のスタートは祖母山(大分・宮崎)から

2018年末〜2019新年年跨ぎ登山&キャンプ

今回の年末年始は、日本百名山の一つである祖母山(標高1,756m)で過ごすことになりました。私や娘にとって未経験の山、しかも雪の中の登山です。まあまあ緊張感ある山行になりそうでしたので準備にも気合が入ります。

「頑張るぞー!おー!」

雪山登山、装備は徹底的に!

冬場は特に装備を徹底しないと後悔します・・・。服装ですが、娘のスピードで歩く冬山では、全く汗をかかないので、私のトップスは、メリノウールインナー→ダウンジャケット→ウィンドシェル、ボトムスはメリノウールタイツ→トレッキンングパンツです。

娘は、モンベルのインナー上下にユニクロで買った1200円くらいの中綿ジャケットとモンベルのトレッキングパンツ、そしてスカート(寝るときもパジャマの上にスカートを重ね着するこだわり)。
子供ってほんと寒さに強いですね。。。

もちろん、降雪や夜の寒さに耐えられるアウター(娘の場合はモンベルのレインウェア上下)やダウンパンツなどもパッキング済み。

ハードな山行

現在、北谷登山口は工事のため、その2キロ手前の一の鳥居から車両通行止めとなっており、通常よりも無駄に(子供の足では40分〜50分)歩かなければならず、9合目まではトータル5時間くらいかかりました。

画像右側の地面に鹿の足跡!

9合目のテント場へ続く小道。ここまで来る間にたくさんの動物の足跡をみました。そして鹿に計4頭出会いました。

強風で極寒のテント場で一夜を過ごす

ここに寝ます。

夕飯は、カレーメシとどん兵衛のそば。

山小屋には、たくさんの方が宿泊されていました。薪ストーブもありとても暖かいところでしたが、私たちはテント泊。夫がテントを張る時、私と娘はガタガタ震えていました。あまりの寒さにここで寝られるかかなり不安になりましたが、テントへ入って風に当たらなければ何とか大丈夫そうでした。

ご飯を食べたら寒くてすることもないので、翌朝の初日の出に備えて、20時半過ぎにはシュラフにもぐり込んで寝ました。私の好きな小説「神々の山嶺」(夢枕獏著)を思い出しました。


翌朝、7時過ぎの日の出に間に合うようにと、山頂に向かいましたが、娘がいるので間に合わず・・・。ですが、美しい景色は十分堪能することができました。大満足です。

雲海と初日の出。

下山時は雪も降っていたので寒いし、お腹も空いて大変だったろうと思いますが、娘は本当によく頑張りました。

しりとりをしたり歌を歌ったり、よくわからない言葉遊びやゲームをしながら元気に登りきった娘のたくましさに、我が子ながら、またまた感心しました。今年も幸先良いスタートとなり、嬉しい限りです。本年も、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

鹿児島遠征のはなし(大浪池〜韓国岳登山&キャンプ)

少し前の話になりますが、家族で鹿児島へ遠出してきました。
初日は午前中から出かけて、宮崎のえびの高原にあるキャンプ場で一泊し、翌早朝、車で10分くらいのところにある大浪池登山口から入山。

どんぐりがたくさんありました。

崖の上から大浪池を覗き込む。スリル満点!!

池の向こう側にそびえ立つのが目標の山「韓国岳」

登山口からこの池まで来るのに、1時間近くかかったでしょうか。少し疲れた様子の娘に、
「今からあの山に登るんだよ〜」
と、父の声。
娘は一瞬、えっ?!嘘でしょう?!という顔をしましたが、いつものこと。
どんぐりだらけの獣道をしりとりしながら2時間くらい歩いて、やっと韓国岳麓。
山頂近くはこんな岩だらけの登りづらい斜面

振り返れば、さっきの大浪池が!美しい〜〜〜!!

娘も、「えっ?!こうねちゃん、あそこからきたの?!」となんども振り返りながら興奮気味。疲れてるのに、ついつい急いで登ってしまいます。
山頂で記念写真

風が強く、少し寒かったけど、とても良いお天気で気持ちが良かったです。
山頂でお昼ご飯を食べたり撮影したり、で、1時間近く休憩したかな?
帰りも足がガクガクしながら一生懸命下山しました。
朝7時に出発して4時過ぎに戻ったので、トータル9時間くらいは山の中にいたのではないでしょうか。
娘のペースに合わせて歩くので、私たちは時間がかかりましたが、山歩きに慣れた大人の足ならその半分くらいの道のりだと思います。アップダウンもそこまでないし、道も綺麗なので家族でハイキング、オススメですよ^^


えびの高原キャンプ村
私たちはテント泊でしたが、施設も綺麗なところでしたよ!野生の鹿がそこらにいるし、すぐ隣に温泉のある宿泊施設もあるし、アイススケート場もあるし、季節問わず色々楽しめそうです。また行きたいな〜。
指宿休暇村 キャンプ場
登山をした日の夜は、指宿のキャンプ場でテント泊。私たちだけしかおらず、貸切状態。ここでも車で1〜2分のところにある温泉宿泊施設で温泉に入って疲れを癒し、テントに戻って簡単な夕飯を済ませ、おつまみ&ビールを飲みながらみんなでUNOとトランプをして過ごしました。楽しいひと時。

朝のおさんぽ

 
最終日は、鹿児島市内に住む大好きなお友達と駅前でランチして、お宅訪問。少し遊んで、家路に着きました。
とっても楽しい家族旅行となりました。
 

福岡自然農塾で「自然農」と生き方を学ぶ

先日、かねてより、念願だった自然農塾見学会に参加してきました。福岡自然農塾の見学会は、定期的に行われており、一番メインになっている見学会が、2ヶ月ごとに糸島の農園で実施されています。

自然農ってなに?!

自然農とは、耕さない(不起耕)、虫や草を敵としない、農薬肥料を用いない、という三原則に則り、自然の営みに沿った栽培を行います。使う道具は、ノコガマ、スコップ、鍬のみ。草刈りは必要に応じて行いますが、畑に草が生えていることは土の豊かさを現しており、そこに虫たちが活き活きと生きている様子を自然のあるがままの姿とする、「自然に応じる」農法です。

活き活きとエネルギーを感じる田畑の様子

夫と娘もワクワク

タネのおろし方実習

ブロッコリー、白菜、カリフラワー、小松菜などの移植実習

稲刈り実習

藁で縛る

ハザ掛け

“自然”という言葉は、“自(おの)ずから然(しか)らしむる”ということを示しています。 何が自ずから然らしむるのかと言えば、いのちがいのち“自ずから然らしむる”です。 いのちというものに、自然という性質があるということです。

それぞれのいのち自ずから絶妙に然らしむる絶妙の存在であり営みであります。 そのようになっている自然界で、そうしかならない自然なるいのちでありますゆえに、 その営みに添い応じ従う他になく、添い応じ従い任せることによって、最善の結果をもたらしてくれることになります。 自然に添い応じるのが最善、それぞれのいのちに従い任せるのが最善です。

自然農は、こうした自然本来である自然なるいのちの営みに添い、応じ、従い、任せる農です。

(福岡自然農塾「自然農の理」より抜粋)

自然農は「生き方」そのもの

自然農は、本来そうあるはずの生き方そのものだと思います。宇宙の真理、自然の摂理に従い、個々に応じるやり方で、、というのは、実はヨガでも瞑想でも全く同じ考え方なんですよね。

ちなみに個々に応じるというのは、例えば、稲刈りの後の草刈りは、夏草は自然と枯れていくのでそのままでよく、冬草はこれから育てる小麦と競合するので丁寧に刈っておく、というようなこと。闇雲にただ刈れば良いというものではないのです。(自然農では、刈った草もどこにも持ち出さず、作物の周りに満遍なく散らしておきます。それがやがて土へ還り栄養となります。草は敵ではない。)

昔、植物を育てる時「土の表面が乾いたら、水やりをする」と書いてあるので、その通りにしていたのに、根腐れしてしまった・・ということがよくありました。私は植物を育てるのがとても苦手でした。今考えると、実は土の表面は乾いていたけど、少し下の根のあたりは湿り気たっぷりで水は必要ないのに、じゃんじゃんあげていたわけです。何の不思議もない、無知な私が、そうなるようにしていただけです。

かつての私は、植物そのもののことも、その植物がおかれている環境や気候、状況をちゃんとわかっておらず(無知)、ただ、こうするのだという慣例や決まりの通りにすればコトはうまくいくのだと思い込んでいたのですね。

でも今は、もう何年も植物が生きられる世話ができるようになりました。土だけではなく、植物の葉っぱや茎など全体を見て、水が必要そうだなと思えばあげるし、不要ならあげない。そういう判断が自然とできるようになっています。

ヨガも瞑想も自然農も同じ

ヨガや瞑想、そして自然農に触れながら日々を過ごしていれば自然と、観察力、洞察力、真理眼のようなものが養われ磨かれていくような気がしています。それは決して高尚であるとか、すごいでしょ!ということが言いたいのではなくて、本来私たちは当然そういうものであったはずなのだけど、文明の発達によって退化しているということなのです。

縄文・弥生時代の農耕民族なんかは、当たり前のように自然の摂理に従って、自然農で行なっている営みを、ごく自然にしていたのです。「自然農」は、とっても深く、核心に迫る。そういうものを、家族みんなで共有できることが、この上なく幸せなのです。

参考にしている自然農関連の文献

幼児のための登山用ゲイター(スパッツ)を作っちゃいました

ぬかるみの多いところを歩く登山に、あるととっても便利なゲイターというものがあります。
モンベルで買ったゲイター
これ、子供用ってないんですよね。
だから、先日の九重登山の時には、セリアで買った園芸用のアームカバーをそのまま娘の足に履かせてました。
登山装備アームカバー
 
安上がりでとってもいいんですが、履かせたり脱がせたりするときに靴を脱がせないといけないし、歩いているうちにずり上がって(下がって)きたりもするので、どうにかしたいなーと。
脱ぎにくい
どうせなら、ちゃんとゲイターにしよう!と思って、リメイクしてみました。
 
【使用した材料】
※自分の持っているゲーターに使われている部品をそろえようと思えばそろえられましたが、出来るだけ軽量化するため必要最小限にしました。
1
・オープンファスナー 30cm ×2本(サンカクヤ)
・マジックテープ 30cm ×2本(セリア)
・アウトドア用ゴム (セリア)
・園芸用アームカバー 2組(セリア)
オープンファスナー
フック
アームカバーのとじ部分を開いて、オープンファスナーとマジックテープをミシンでダダッと縫い付け、余分に用意したアームカバー(2組目)の片方だけを使って35cm×15cmくらいのカバー(ファスナー部分を覆う)部分を作り、それぞれ縫い付けて、靴ひもに引っ掛けるフックと、靴底にまわして固定するゴムを縫い付けます。

完成
完成品

keenの登山靴
フックはここに引っ掛けます。

 
10
11
サイドのフックはゴムをかけます。


週末、山に行くので使ってみよう!!