アシュタンガヨガの創始者である故シュリ・K・パタビジョイス師の後継者であるシャラス・ジョイス師からアシュタンガヨガを学びたい方は、2019-2020の今シーズンから、新しいシャラ「Sharath yoga center」に通うことになりました。
これまでは、ゴクラムという町にある「KPJAYI」(K.PATTABHI JOIS ASHTANGA YOGA INSTITUTE・故パタビジョイス師が創設)を、故パタビジョイス師の娘サラスワティ先生と孫であるシャラス師(元代表)、シャミーラ先生で運営していましたが、今回からシャラス師が独立してシャラを新設した形になったようです。
「Sharath yoga center」で学びたいと思ったら、まずは申し込みをしましょう。申し込み開始日時がわかるのは、そのときによって時期が変わりますが、大体シーズンの半年くらい前からwebサイトに情報が記載されますので、頻繁にチェックをしましょう。(今回は7月15日に情報が記載されました。)
申し込みがスタートすると、全世界から一斉に申し込みが行われるため、サーバーが混みあいます。
定員があるので、スムーズに申し込みできなければ、すぐにcloseしてしまいます。
もし申し込みができなかった場合でも、ゴクラムのサラスワティ先生から学ぶこともできるので、どうしてもそのシーズンにインドでパタビジョイス直系の先生から学びたい方は、サラスワティ先生の方に申し込みをするという手もあります。パタビジョイス師が設立した歴史の長い伝統的なシャラで学べるので、素晴らしい経験ができるはずです^^
「Sharath yoga center」の現地での本登録の流れ
オンラインでの申し込みで、めでたく申し込み手続きが完了した方は、シャラに通う前に現地受付が必要です。
受付日時や申し込みの流れなどは、webサイトに随時詳しく書かれていますので、しっかり目を通しておきましょう。
受付はシャラでおこなわれます。決められた時間内に訪れ、順番を待って手続きをします。
申込書をもらえるのでその場で必要事項を記入して、他の提出物と一緒にスタッフに渡し、クレジットカードで受講料を支払います。
受講料・・・36100ルピー(日本円で約54000円 ※現在のレートで換算)
【登録に必要なもの】
- 申し込み完了メールのプリント
- パスポートのコピー
- VISAのコピー
- パスポートサイズの写真2枚
- クレジットカード
- インドルピー700INR(※1)
※1 通常のクラスと別に、チャンティングのクラスというのがあって、それは別の先生のクラスになるのですが、それを受ける方は別途現金で支払います。(週3回×4週で1000円程度です。)
※数年通って追々、正式指導者の認定を受けたい生徒は必ずチャンティングのクラスを受けましょう(出席したら、出席簿に名前を書くことになっています。)。IDをもらえるので、それをクラスに出るときは必ず持っておきます。
シャラのスケジュール
スケジュールは、生徒によって異なります。初めて受講する方は、どれだけ先に進んでいても最初は必ずプライマリーシリーズを練習することになっています。(この期間にシャラス師から先に進むように言われたら、先に進んでよい。)
私のスケジュール
- 月曜日6:30-プライマリーレッド
- 火曜日〜金曜 7:30- レギュラークラス
- 土曜日 6:30-プライマリーレッド,8:50-カンファレンス
- 日曜日 休み
- チャンティングクラス 月・水・金 10:30-11:00
シャラでの基本ルール・マナー
- シャラは寺院のようなもので、礼拝と学習の場所です。控えめな服装を心がけることは、第一人者とシャラに敬意を表す方法です。シンプルで快適な練習用の服を着用し、周りで練習している他の人の気を散らさないようにしてください。
- 衣服やマットにॐなどの神聖な宗教的シンボルをつけないようにしましょう。
- 練習中に他の生徒の注意をそらす可能性があるため、練習中は香水、消臭剤、その他の化粧品を避けてください。
- シャラのIDカードは常に携帯してください。練習するときは、IDカードを前の床に置いて、名前がはっきり見えるようにしてください。
- Shalaに入るときに電話のスイッチを切ります。
- 写真やビデオはシャラ内では許可されていません。
- シャラ(練習エリア)内で飲食しないでください。シャラの外に指定された飲食スペース(シャンティクティルと食堂)がありますのでそちらを使用してください。
- Shala IDカードに記載されている時間の45分前にShalaに来て、あなたの決められた時間のグループが呼び出されるのをドアの外で待ちます。
- 沈黙を維持することで敬意を示します。大きな音を立てたり、他の生徒を走らせたり邪魔したりしないでください。マットを静かに広げます。
- シャラの中に入ったら、更衣室を使って練習の準備をします。空いている場所が利用可能になると、学生はその場所に呼び出されます。
- 学生は持ち物に対して責任があります。電話、財布、その他練習に必要のないものは更衣室のバッグに入れて保管してください。
- マイソールスタイルのクラスの場合は、床に一人分のマットを置くために区切られたエリアで練習します。 LEDクラスの場合、これらのマーキングは適用されません。
- インターミディエイトレッドクラスでは、フルインターミディエイトを練習する生徒はマットを前列に配置し、途中までの生徒はマットを後列に配置する必要があります。
- 背の高い生徒は後方列で練習し、グルジがクラスの正面から各生徒を見ることができるようにします。
- ゴムマット1枚、コットンマット/ラグ1枚、ナプキン/タオル1枚または2枚を持ち、汗の量に応じて汗を拭きます。地面にくずが落ちるような安価な品質のマットを使用しないでください。良質のマットに投資してください。
- 練習が終わったらその場所を拭いて次に使う人のためにきれいにしておきましょう。
- 教師はドロップバックでアジャストするとき、腰にタオルを巻くことで生徒と教師自身の安全を守っています。生徒自身もできるだけ腰にタオルを巻いたり、Tシャツなどのトップスを着用してください。
- 負傷して特定の日に介助が必要ない場合、または妊娠している場合は、その旨を記載した適切なプラカードを使用して、マットの前に置きます。ステージの近くにプラカードがあります。
- シャラカードに「PP」と書かれている親または妊娠中の女性には、都合の良いときに練習に来る特別な特権が与えられます。彼らは順番をスキップし、練習のためにスポットが空くまで別のエリアで待つことができます。
(子連れの生徒や妊娠している生徒は、本登録時、シャラIDカードに「PP」と記載してもらえますので、申告しておきましょう。) - 失くしたものがある場合は掲示板横の落とし物入れをチェックしてください。
シャラへの通い方
旅行者のインドでの移動手段としてメジャーなのは、スクーターかリキシャになると思います。
スクーターは、宿泊先のオーナーから、もしくはレンタルバイク屋で借ります。(私たちが借りたバイク屋さんでは、一か月7500円程度でした。)
シャラがシャラに通う生徒の送迎ために、登録リキシャを用意しています。本登録時にドライバーと約束をしておけば、スクーターに乗れなくても大丈夫です。
その場合、ゴクラムに滞在している生徒でなければ送ってもらえないみたいなので、宿泊先はゴクラムで探しましょう。