YOGA LIFE sumsuun

アシュタンガヨガで明日を生きやすくする

アシュタンガヨガ:シークエンス(順序)の重要性

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約3分

カポターサナ
上のポーズは、「カポターサナ(鳩の王)A」というポーズです。
(高血圧、低血圧、片頭痛、不眠症、腰または首に深刻な故障がある場合はしてはいけません。)
アシュタンガヨガは、あらかじめポーズの順序が決められており、その順番どおり流れるように進めていくタイプのヨガです。
プライマリーシリーズから、インターミディエイトシリーズアドバンストA〜Dと、徐々に難易度が上がっていきます。
 
初心者であれば、プライマリーの半分「ハーフプライマリー(太陽礼拝〜スタンディング〜シッティング〜逆転のポーズ)」から始めます。
順番通りに、最初はここまで、そして次はここまで行きましょう。ここまでできるようになったら、じゃあ、次はここまでやってみましょう・・・という風にポーズが増えていきます。
 
この「順番通りに」というのが、重要なポイントです。

アシュタンガヨガアーサナ一覧
プライマリーシリーズ〜セカンドシリーズまで
上の写真のカポターサナというポーズ、セカンドシリーズの途中に出てくるポーズ(最初から数えると90番目)なのですが、プライマリーシリーズを練習していた少し前までの私にとっては「ありえない」ポーズでした。
このポーズは、太腿前面〜股関節〜お腹の筋力の強さ、身体の前面や背面の柔軟性、胸やお尻の開き(緩めること)、そして好奇心と少しの勇気(笑)があれば可能なポーズです。

ここに至るまでに、さまざまなポーズを通り抜け、挫折と成功を繰り返しているうちに自然と身体の準備ができてきます。
上記のポイントを、その前に出てくるポーズによって、ひとつひとつ鍛えていっているのです。
例えば、
上向きの犬のポーズで、背屈への慣れを促し、
アップドッグ
スタンディングのポーズで足腰を強化し、
スタンディング
バックベンド(ブリッジ)で身体の前面と背面の柔軟性を鍛え、
後屈(バックベンド)
胸やお尻の開きを覚える。
そしてインターミディエイトシリーズに入れば、その前半は、ねじりや後屈系のポーズが続きます。
シャラバーサナウシュトラーサナ
そうしているうちに、カポターサナが可能な身体へと変化していくのです。
そしてそれらを自分の身体と心で体験した時「ああ、だからこういう順番なんだな」と気づかされます。

ものごとをうまく進めるには「順序」が大切

 
アップルコンピューターの元社長で2004年から日本マクドナルドの代表取締役兼CEOとなった原田泳幸さん。

7年間既存店売上が落ち続けるというどん底にあったマクドナルドは、原田さんが就任した途端に業績は反転、華麗なV字回復を実現させました。
先週の日曜日朝の番組に原田さんがゲストで出演しており、この成功の理由は「正しい順序」に沿った経営方法にある、と解説していました。(「成功を決める「順序」の経営 ―勝つためには戦略の順番を間違えるな」原田泳幸 (著) 参照。)
すべてにおいて、「正しい順序」は重要です。仕事も勉強もスポーツも、そして人生そのものも。もし今、何かで行き詰まっておいでなら、少し冷静になって「正しい順序」でやってきたか見直して、間違っていれば、そこからもう一度やり直してみるといいかもしれません。
急がば回れ、です。

この記事を書いた人

YOGA LIFE sumsuun代表 アシュタンガヨガ指導者Mariko
アシュタンガ暦16年。2012年より指導者としての活動を開始。出産・育児による活動休止を経て、2020年南インドマイソールで Sharath Jois師の下で修行。現在も指導者、実践者として学びを深める。

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